- 2月22日(土)第3回 ACPに求められる対話の在り方セミナーを開催しました
テーマは「日常の家庭生活で考えるACP」で、講師は医療法人社団悠翔会看護事業部門 部長の岩本ゆりさん。
私達はなぜ決められないのか?・・・そんな投げかけでの講演開始。
親子という関係性があるからこそ、聞くことが出来ないし、自分の余命についての話も切り出せない現実も、講演を聞きながら理解しました。
講演のラストは事例を提示して頂いたので、5分間の休憩時間中それぞれが考えをまとめ、第二部の意見交換の場がスタート
「娘の時間を大切にしたいので、私の為に大事な時間を使わなくていい」という考えを旅立つ本人が持っていたら娘はどうするのか?・・・死に目に会えないことは後悔になるという意見もありながらも、太い関係性を築いてきた親子なら、道徳的な良いことがピタリと当てはまらないのでは?と語る人もいました。
正解はないものですが、がん体験者や遺族など、それぞれの経験を持つ人達が心を込めて言葉を交わした時間・・・とても濃いものでした。岩本さん、参加して下さった皆様、ありがとうございました。
次回対話の在り方セミナーは5月24日(土)
総合南東北病院の佐藤 直先生にお世話になります。
