- 3月23 日（土）2023年度第10回がん患者と並走する心得セミナーを開きました。講師は市立豊中病院・緩和ケアセンターの柏木雄次郎先生と、自宅での看取り経験を持つ尾川さん
お二人の自己紹介と各体験に耳を傾けた後、まずが理事長の私が入っての3人討論の場。そのテーマは「いい看取り」、「看取りの質」について・・・
議論を進めるうちに、「家で夫を看取ると決めた時に、自分は後悔しないと決めた」という尾川さんの言葉が全てだったのだと感じました。結論は、『歴史を重ねてきた患者と家族の間で交わされる、言葉では間に合わないものがある』・・・形容詞をつけた名刺が独り歩きしていく最近の傾向にも首をかしげる時間となりました。
意見交換会でも『覚悟』『看取れる幸せ』など様々なキーワードが出てきて有意義な場となりました。
柏木先生、尾川さん、そして御参加いただいた皆様、ありがとうございました。
