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1月13日(土)がん患者と並走する心得セミナー第6回を開きました 
◆講演:①『ACP ~家族で話そう~』
       医療法人佑健会木村病院  看護部長 成定啓子氏
    ②『私の体験した治療』  血液がん体験者 Oさん
成定さんの言葉で医療や介護を活用する意識を市民が持つ大切さを学ぶとともに、病院と市民の間には情報の格差や時差が存在することも見えてきました。
血液がん体験者のOさんは、激しい倦怠感を感じて受診しただけなのに、あれよあれよと入院⇒無菌室⇒抗がん剤と状況が急展開。   集中治療室に運ばれるほど危うい状態まで行った経験から、『私は弱い人間で、一人では生きて行けないことに気づかされた』・・・スライドの最後に背筋を伸ばして話された姿が私達の目に焼き付きました。
 病気にならない方がいいけれど、病気は悲しいだけではなく、人を強くする・・・その事実を体現されたように思います。
全体の意見交換会からは、『ACPを自分の言葉で市民が話せるようになるには、医療者との会話だけでなく、この並走セミナーのように市民が作る場も有効である』・・・それも見えてきました。
 講演して下さった成定さん、体験者のOさん、参加者の皆様、ありがとうございました。次回は1月20日(土)です
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