- 10月21日(土)18時~20時
がん患者と並走する心得セミナーを開催しました。
◆講演:①『家族の関わり方』
おかやま在宅クリニック院長 岡山容子氏
②『私の体験した治療』
乳がん体験者 野畑氏(ズームによる講演)
※講演後は全体意見交換会
・心配はして欲しいが、配慮はして欲しい。
・積極的治療の前後以外は普通に生活している。・・・でも通常ではないのも事実。
・そういっても特別扱いはしてほしくない
岡山先生のスライドに出てくる様々な言葉に、がん体験者数名は頷きながら、そうでない人達はメモを取ったり・・・
野畑さんは、直ぐにネットで正解を見つけようとする社会風潮を前に・・・がんという体験は患者全体が同じなのではなく、その人だけのもの。「向き合うのは眼の前の人であり、その人はネットの中の人ではない」とを話され、言葉は万能はコミュニケーションツールではないことを強調されました。
意見交換の場では、具体的な配慮とは何だろうか?という問いで、思いを感じた場面を思い出してもらい、こころという見えないものを丁寧に相手の中に伝えるには・・・そんなことを考える時間となりました。

