- 【日時】2022年2月19日(土) 18時~20時
【形式】全オンライン(ズーム)
【参加者】20名
【講演】「治療医、緩和ケア医、在宅医 それぞれの見方」 ~患者側が心得ておくこと~
【内容】がんを小さくする事を使命とする治療医、様々な苦痛を取り除き、楽に長生きをさせてあげたいと思う緩和ケア医、患者さんの望む場所で過ごさせてあげたいと考える在宅医・・・そんなざっくりした所から入った熊野晶文先生の講演。しかし講演が進むにつれて描きにくかった在宅医療のイメージもつくようになり、緩和ケア病棟と在宅の違いも明確に見えてきました。
現代は様々な手(抗がん剤や放射線など)が用意され、がんになっても自分らしく生きれる恩恵を受けられる時代になりましたが、一方で治療のやめ時が分からなくなる現実もあるそうです。
動けなくなってからでは間に合わない。だからこそ、「最善を尽くして最悪に備える心構え」が必要である・・・そんなことも理解した講演でした。第二部の意見交換会は、がん患者の家族、がん体験者、訪問看護師やケアマネ、ホスピス医など様々な人が幅広い意見を出し合い、今後をどうするのかというACPの話しやエンディングノートの使い方について皆で考えました。

