- 患者さんのお金の不安を聞くうちに、「その奥にある、暮らしの悩みに気づいた」という川崎さん。
抗がん剤治療を受けに外来に行くのに、風邪の通院と同じように自分を見ている家族。「きっと大したことでないのだ」として何事もない安定した未来を望む家族。その間に流れる違和感を感じるものの、家族の<情>があるので、何も言わないという患者の言葉。
暮らしの中にあって外からは見えない景色や人の思い・・・そんなものを感じた二つの講演
意見交換会では、様々な治療費軽減制度があるものの、その情報を的確なタイミングで患者に伝えるシステムがない現実を痛感しました。
講演していただいた川崎さん、体験者のNさん、御参加下さった皆様、ありがとうございました。

